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運動方程式を微分方程式として解く
1. $ma = F$ の「本当の意味」
前章で \(ma = F\) という式を手に入れた。
よく見ると、この式には加速度 \(a\) が含まれている。加速度とは「速さの変化」、つまり速さを時間で微分したものだ。
\[a = \frac{dv}{dt}, \qquad v = \frac{dx}{dt}\]
だから \(ma = F\) は実は
\[m\frac{d^2x}{dt^2} = F\]
という形で書ける。これは「位置 \(x(t)\) という関数を求める方程式」だ。
普通の方程式は「数を求める」(\(2x = 6\) → \(x = 3\))。これは「関数を求める」方程式——これを微分方程式という。
| 求めるもの | 例 | |
|---|---|---|
| 普通の方程式 | 数 | \(2x = 6\) → \(x = 3\) |
| 微分方程式 | 関数 | \(m\ddot{x} = F\) → \(x(t) = ?\) |
運動方程式の解:初期条件が決めるただ一つの軌跡
d²x/dt² = a を解くと x(t) = x₀ + v₀t + ½at² になる。a, v₀, x₀ を変えて、3つのパラメータが運動をどう決めるか見てみよう。
x(5s) = 25.00 m — a が正なら上向き(加速)、負なら下向き(減速・戻る)に曲がる。
微分方程式は何を求める方程式ですか?
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